或るエジプト十字架の謎 柄刀一 心臓移植手術を受けたカメラマンの南美希風が、アメリカの法医学者エリザベスと迷宮入りしそうな事件を緻密なロジックで、自ら立てた仮説を証明していく、ロジックマニアの本領発揮!

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犯人の心理状態、犯行時の犯人の必然的な、あるいは不自然な行動から、何が起こったのかを推理してゆく。
そして、どの事件にも、情交がよく絡んでいるのは、この本の各編の特徴だろう。

また、犯人は犯罪を犯したあと、保身計画をするという共通点もある。が、それをしたのは、犯人だからこそ、という攻め方である。状況証拠以上、でも物的証拠が少し弱い気もするが、それは警察の仕事であると割り切って、南美希風が犯人を特定して、ロジカルに詰めていくところを楽しもう。

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