犯人の心理状態、犯行時の犯人の必然的な、あるいは不自然な行動から、何が起こったのかを推理してゆく。
そして、どの事件にも、情交がよく絡んでいるのは、この本の各編の特徴だろう。
また、犯人は犯罪を犯したあと、保身計画をするという共通点もある。が、それをしたのは、犯人だからこそ、という攻め方である。状況証拠以上、でも物的証拠が少し弱い気もするが、それは警察の仕事であると割り切って、南美希風が犯人を特定して、ロジカルに詰めていくところを楽しもう。
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