2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
マルチコプタードローンについて、防衛省の試験研究が始まった。メーカー側に提示された目標スペックはシビアなものだったが、フリーランスのデザイナー倉崎が、画期的なアイデアを思いつく。防衛省VS大企業VSベンチャー。ドローンをめぐる熾烈な駆け引き。…
酒にまつわるエッセイ、詩歌、マンガのアンソロジー決定版! 大伴旅人、芭蕉から夏目漱石、古井由吉、村上春樹、そしてボードレールまで、豪華作家陣による陶酔と覚醒の45篇を収録。 とのことなので、酒好きなわたしが、ちょっと中身を拝見!
この近未来小説は、発刊された2017年の時点で、2019年からのコロナ禍を予見したかのような内容です。 それに加えて、物語の設定から、いろんなことが想起されます。 まず、カタストロフ(大災害)の原因が、太陽の「コロナ質量放出」という点。言葉だけの一…
川上未映子さんの「春のこわいもの」を紹介します。六編からなる短編小説です。コロナ禍の日常での精神が危うくなりつつある女性、男性が描かれています。
少女が大人の階段を上る「裁縫師」、町の女神を一晩自由にできる「女神」、若い娘の恋心を打ち砕く「空港」、事故で左腕が翼になる「左腕」、家族がそれぞれ勝手な「野ばら」の五編からなる小池昌代さんの秀逸な短編集です。