「忘れられたその場所で、」 倉数茂 (ポプラ社)

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はじめに
花巻で発見された男の凍てつく死体、発見した女子高校生が迷い込んだ「忘れられたその場所」はハンセン病と深く関わっていて、犯行動機は怨恨の線が考えられた。シングルマザー刑事の川野絵美と新米刑事の麻戸浩明はぶつかり合いながらも真相を探り出していく。

 

登場人物

推理小説ではないため、複雑な人間模様が描かれていますので、簡単に人物紹介を整理しておきます。それにしても登場人物が多いのではないでしょうか。久しぶりに二回読みました。当初不明だった点がつながったりして、二度読みも悪くないなと思いました。

第一発見者(美和)の関係者
・滴原美和 東京からの転校生 不思議
      な影を見ることがある
・滴原千秋 美和の兄 盛岡の大学生 
      美和と花巻で二人暮らし
・春奈   美和の同級生
      花巻の高校二年生

 


施設・久生園(きゅうせいえん)関係者
・大間知篤郎 久生園の患者の伝説的
       リーダ 珠寸子の祖父
・汐見哲也 かつて施設・久生園にいた
・汐見静雄 汐見哲也の弟
・川崎健吾 かつて施設・久生園にいた
      ハンセン病の本の著者
・川崎英夫 船橋市 川崎健吾の息子
・館内さん ホームレス老人 青森出身
・三笠ミツヨ スナック夜光虫のママ

大間知家(椿屋敷)の関係者
・大間知梓   珠寸子の母
・大間知何某  珠寸子の姉 占い師
・大間知珠寸子 すずこ 椿屋敷の当主
・遠藤さん   大間知家お抱え運転手
・小山さん   お手伝い
・陵木さん   みささぎさん 古本屋

森岡署(県警本部、本署)
・杉田   刑事部長
・安藤   捜査一課長
・木崎   検死官
・麻戸浩明 捜査一課刑事 二十九歳
      父は町医者 弟は障害者
・川野絵美 捜査一課刑事 三十五歳
      娘は七歳 シングルマザー
・岸田   森岡署員
・久保正志 麻戸浩明の中高の同級生
      ルーエのバーテンダー

宮城県警
・斎藤   若い刑事
・多羅尾  五十代警官 交番勤務
・溝口   三十代警官 交通課

被害者とその周辺
・斗南昭三 七十三歳 仙台から花巻に
      転入 本籍は岩手岩下
・斗南昭三を気遣う女 東京スカイツリ
   ーが見えるスナック夜光虫のママ
・和型章雄 被害者宅近くの農家で猟師
・香田光雄 マルゲン不動産社長
・杉田秀雄 マルゲン不動産が提携して
      いる管理会社代表取締役

七重署
・水木 刑事課長 事件の指揮を執る
・江口 ベテラン刑事
・谷  七重署刑事
・藤野 七重署交番勤務の警官

みちのく日日(地方紙)
・梶田正信 新聞記者(社会部)

 

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