~文庫版の裏表紙から~
サントリーの創始者・鳥井信治郎は赤玉ポートワインで成功し、日本初のウィスキー製造に挑戦。戦後、息子の佐治敬三は父親の精神でビール市場に参入。宣伝部出身の作家が描く「幻のサントリー社史」は、ベンチャー精神に満ちた企業の歴史を記している。
以下は、各章のイントロ部分を抜粋要約してみました。
青雲の志について ~ 小説・鳥井信治郎 ~ 山口瞳(1962年・直木賞)
昭和33年、寿屋東京支店のサントリーオールドが完売、トリスはウィスキーの代名詞に。赤玉ポートワインも安定商品。信治郎の幼少時代には宗教行事や寄付が陰徳を積むと信じられ、母親が寺や神社への参拝でお金を施す一幕が描かれている。
なぜ、信治郎は、ウィスキー製造に踏み切ったか。
昭和二十年の空襲で、多くの工場がなくなってしまう。
サントリーの樽だけが生きていた。
やってみなはれ ~ サントリーの七十年・戦後編 ~ 開高健(1958年・芥川賞)
大阪の占領軍司令部は新大阪ホテルに設けられたが、すぐさま鳥井信治郎はサントリーをさげて司令部に乗り込み、取引の交渉を開始した。
その後の「やってみなはれ」 齋藤由香
開高 健さんの「編集者マグナ・カルタ」が面白い。
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読め。
耳を立てろ。
眼を開いたままで眠れ。
右足で一歩一歩歩きつつ、
左足で跳べ。
トラブルを歓迎しろ。
遊べ。
飲め。
抱け。抱かれろ。
神羅万象に多情多恨たれ。・・・つづく。
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