テレビドラマよ永遠に 鯨統一郎

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きょうも、いつものバーでは、とある事件について盛り上がっている。

ただ、みんな酔ってるので、すぐに話が脱線するのだ。

昭和以前からのテレビドラマに関して、常連さんたちの酔っ払いトークとギャグがさく裂する。

当時をよく知る(それほどでもないが)わたしも、つい「そうそう、それ!」とか言いながら読んでしまう。

ついでに、ビールでも飲みながら読みたいと思うが、常連さん達が飲んでいるのは度数の高いカクテルである。

OLでバイトの「いるかちゃん」は、それぞれのお客さんに、二~三杯は飲ませているので、おじさん達は、その「とある事件」の真相を究明しようとするが、みな迷推理となってしまうのである。

その中で酔うこともなく、いつもキリッとしている女子大生の桜川東子(さくらがわはるこ)さんは、おじさん達の推理が、変なところに行かない様に静かに見守っていて、いざという時に話しはじめ、みごとに謎を解き明かしてくれるのである。

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