まるで、ちょっと前までの皇后さまをモデルとしたかのような物語が始まった。
民間人であった不二子さまが陛下に嫁がれてからの苦しい胸の内がリアルに語られる。
皇室と政治や諸外国との関係も具体的で勉強になるが、まるで軟禁生活であるとの思い、ほぼ自由がない(生まれながらにしてならまだしも、元々民間人であったことからその不自由さは想像に難くない)ことを考えれば、メンタル患者になっても当然だと思ってしまうような環境なのである。
いろいろな思いが語られて、中盤あたりに差し掛かり、不二子さまの恩人の一人が政府の自己保身のために殺害されたと悟るに至り、黙ってはいられなくなる。
不二子さまはついに、日本政府要人への復讐を決意する。
ほぼ軟禁状態の生活を強いられている不二子さまはどうするのか。
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お読みいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
民間人が皇室に嫁ぐことの大変さは、少し伝わったのではないでしょうか。
タブーかと思われた今の皇室を連想させるような配役で書かれていますので、皇室の方はどう思われているのか、あるいは読ませてもらえない!?のか。
なんてところも気になりました。
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